シールドマシン
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阪神高速道路の社員約30人が2月のはじめに京都市内で建設中の京都高速道路「新十条通」のトンネル工事を見学しました。これを社内報に掲載するため同行したんですが、先端を回転させながら掘り進むモグラの親分のようなでっかいシールドマシンには圧倒されてしまいました。
トンネル工事をしているのは京都市内と山科区にまたがる東山連峰の下です。山のほぼ半分にあたる山科側1.5kmほどはすでに貫通していますが、残りの約1kmの工事が始まったのです。
シールドマシンという言葉は知っている人も多いでしょう。私もおぼろげながらわかっていましたが、この目で見たのは初めてです。
マシンは直径が11mという円筒状で、先端に土や岩盤を削り取るカッターをつけ、これをゆっくり回転させながら掘り進みます。そしてすぐに掘った穴が崩れないように丸みのついたセグメントと呼ばれる内壁パネルが張られ、この要領でどんどん前へ進んでいくのです。
マシンの後ろには電車の車両のようなものがつながっていて、土砂を搬出したり、掘った部分の整備がされていきます。私はマシンの先端部に操作室があると思っていたのですが、聞けばオペレーター室はトンネルの外。こうした方法での掘削は1日に約4mだそうです。
巨大マシンなので、トンネル内の騒音もひどいのではないかと心配していました。けれども、以外に静かでした。もちろん、トンネルの外に音が聞こえることはないそうです。また搬出した土は二次処理をしてダンプで運び出しており、現場の担当者は「地域の方々の迷惑をおかけすることはありません」と言っていました。
なお、現場のすぐ近くに阪神高速道路が「工事情報館」を開館しました。ここでは、高速道路についての資料などを展示していますが、シールドマシンの掘進状況はテレビモニターでリアルタイムに見ることができます。一度、見てみてはいかがでしょうか?
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