「なにわの海の時空館」で、大阪の海・船・港の歴史に触れよう!
阪神高速4号湾岸線南港北出口を北西へ。今日は南港にぽっかり浮かぶガラスドームのような海洋博物館、「なにわの海の時空館」のご紹介です。展示棟であるドーム内では、展示物や体験を通して、大阪の港や海、船の文化が学べるのだそう。入り口で貰った時空通宝(入館コイン)をゲートに入れて、いざ出発!
展示棟へたどり着くまでは、地下7mの海底トンネルを通ります。天井の小窓からは大阪湾の様子が見え、まるで水族館のよう。運がよければヒトデやハゼが見えるんですって。展示棟へ向かうエスカレーターを上ると、なにやら大きな物体が見えてきます…その正体は、“浪華丸(なにわまる)”という大きな船!ドームの中央部分に吹き抜けで設置されていて、全長は30mはありそうです。気になるところですが、順路どおり4階から時計回りに見ていくことに。
4階まで上ると、先ほどの船の帆が間近に見えて感動。本当に大きくて圧倒されますよ。建物の外に見える南港の様子も必見。ガラス張りなので、遠くの方にあるUSJや海遊館、行き来するコンテナ船までバッチリ見えます。
4階でひときわ目を引くのは、大型帆船の先端部分に飾られている、航海安全の守り神“フィギュアヘッド”の実物大の模型。チリやペルー、日本など、国ごとにデザインや色に特徴があっておもしろい!その他、海洋交流の歴史について知ることもできます。コロンブスやマゼランの航海図などを見ながら、歴史の授業を思い出しました。ここは資料も豊富でスタッフさんも常駐しているので、気になることが色々と詳しく学べますよ。歴史好きさんにはぴったりかも。北極星と北斗七星の位置関係で時刻を知る、ノクターナルという道具も試してみました。昔の人の知恵には感心してしまいます。
3階では、「天下の台所」大坂の成り立ちと発展や当時の海運のしくみについて学べます。港町といえば神戸がまず思い浮かびますが、大阪港だって負けていません。江戸時代、諸国と上方を繋ぐ玄関口として色々な船で賑わっていたんです。当時は、大きな船が港に入れるよう、民衆が川底の土砂を道具で取り除く“川ざらえ”を行っていたのだそう。水深を保つために必要な仕事で、多い時には、のべ10万人が出動したと聞いて驚き!川ざらえの作業を体験してみたのですが、結構重くてしんどいですよ。
2階へ行くと、浪華丸の中をちょんまげ姿の船乗りさんが案内してくれます。浪華丸は、大坂から江戸へ生活物資を運んでいた貨物船、千石積菱垣廻船を実物大で復元したもの。1隻で150tもの荷物が運べるんですよ。中に入って案内してもらうと、船乗りさんが寝る場所は斜めだったり、帆の上げ下ろしは12人がかりで行うほど大変だったり…と、新たな発見の連発。しかもこの浪華丸、ただの模型じゃなく、1999年に実際に海を帆走したと聞いて更にびっくり!
1階には有料のシアターがあり、「海の映像館」は3Dメガネをかけて、水の都ベネツィアの擬似航行が楽しめます。シートが軽く横揺れしたり、市場のシーンではフルーツの香りがしてきたり…という凝った演出に、気分はすでにゴンドラの上!
今日は海や船の歴史について、楽しく知識を深めることができました。5月10日までは豪華客船の写真パネル展も開催されているそうなので、足を運んでみては?
<基本情報>
住所:大阪市住之江区南港北2-5-20
営業時間:10:00~17:00
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、メンテナンス休館あり
入場料:大人600円、中学生以下無料
海の映像館・海の冒険館 観覧料:大人400円、小人200円
地図はコチラ
<アクセス>
阪神高速4号線南港北出口を出て、南港中央公園沿いの道を進みます。その後南港東5交差点を右折して進み、つきあたりを右折します。そのまま道なりに進み、ATC北交差点を左折すると右手に見えてきます。
<駐車場>
専用駐車場なし
※付近にコインパーキングあり
<URL>
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