日本で唯一の飛行安全の神社、「飛行神社」にお参り!
阪神高速8号京都線伏見出口から南西へ。今回は「飛行神社」のご紹介です。この神社、航空安全などにご利益があるそうで、毎年自衛隊や、客室乗務員の人たちがたくさん参拝に来るんですって。
まず目に飛び込んでくるのがステンレスの鳥居!にぶく輝く鳥居は、まるで飛行機の機体のようでなんだかかっこいいですね~。でも驚くのはまだ早いですよ。その先に進むと、ギリシャ神殿のような拝殿が出迎えてくれるんです。拝殿の天井にはトビウオや蝶が描かれたステンドグラスがはめこんであったり…。一風変わった造りの神社なので、一体どんな経緯で建てられた神社なのか気になってきました。
そんなところに、資料館を発見!ちょっと覗いてみることに。中に入ると、ヘリコプターやジェット機、ゼロ戦など、おびただしい数の飛行機の模型がズラリ。飛行機好きにはたまらないかも?思わず圧倒されてしまう光景ですよ。
この神社の創建者は、日本で初めて飛行の原理を発明した、二宮忠八という方だそう。幼少期から凧作りが得意だったという彼。展示されている資料を見ると、鳥や扇子など色々な形をした凧や、風車の付いた凧などバリエーション豊か。なるほど、凧作り好きが高じて、飛行機を制作するようになったんですね。
そして彼はカラスが飛ぶ姿をヒントに、カラス型の模型飛行機を作り、見事、飛翔実験に成功!あまり知られていませんが、なんとあのライト兄弟より10年も前に模型飛行機を空に飛ばしていたんですって。
今度は人を乗せて飛べる飛行機を作ろう!と心に決めた彼。その後一生懸命働いて資金をためながら、昆虫やオビウオなど、数々の飛ぶ生き物を研究し、人力飛行機造りに情熱を傾けていた矢先。なんと完成一歩手前でライト兄弟に先を越されてしまったんです…。二番煎じと思われるのが嫌だったのか、飛行機制作は一切諦めてしまったそう。しかし、墜落事故が多かった当時の現状を悲しんだ彼は、航空殉難者の魂を慰めるためにこの神社を建てたといいます。そんな経緯が隠されていたとは思ってもみませんでした。何年もかけて研究していたのに先を越されるなんて、悔しかっただろうなぁ。
資料館を後にし、感慨にふけりながら境内を歩くと絵馬を見つけました。「パイロットになれますように」や、「操縦士試験合格!」なんて、お願い事も飛行神社らしいですよね。境内には、大阪湾から引き上げられたゼロ戦の機首も飾ってあって、見ごたえ十分。ちなみに今の境内は、二宮忠八の次男が、二宮忠八飛行原理発見100周年記念として建て直した新しいものだそう。航空安全のお守りも手に入るので、航空関係に携わる人はもちろん、よく旅行に行く人も、訪れてみる価値アリですよ。
<基本情報>
住所:八幡市八幡土井44
営業時間:9:00~17:00(資料館は~16:00)
定休日:なし
拝観料:無料(資料館は大人300円、中・高生200円別途必要)
地図はコチラ
<アクセス>
阪神高速8号京都線伏見出口を出て、そのまま高架下沿いの国道1号を進みます。その後大内交差点で右折し、国道478号に合流します。そのまま道なりに進み、北川顔交差点を右折し、その次の交差点で左折して府道81号に合流します。そのまま進み、1つ目の信号を左折して13号線に合流し、木津川を渡ります。その後現れるT字路を左折して道なりに進むと、右手に見えてきます。
<駐車場>
専用駐車場あり(3台)
<URL>
なし
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