現代アートと建築のコラボレーション「堂島リバービエンナーレ 2011」
大小さまざまな作品が展示された会場に、とても落ち着いた音楽が。坂本龍一さんが、今回のために書き下ろしたオリジナルの曲だそうです。会場に不思議な雰囲気を演出していました。
この大きな作品は、「No Line on The Horizon」。杉本博司さんの写真作品「海景」を元に制作した映像を、建築家の永山祐子さんがデザインした巨大なガラスの空間で上映していました。ガラスの重さはなんと3トン!目の前に広がるきれいな世界に、思わず見入ってしまいました。
会場の中で一際目立っていた森万里子+隈研吾「ホワイトホール」。とても大きく、中に入れます。洞窟のような空間の天井部分に、大きな乳白色の半球が設置され、光がふわふわと動いていました。ブラックホールにのみこまれて崩壊した星が、ホワイトホールによって再生されていく事象を表現しているそうです。やわらかい光の色や形が変化していき、とても穏やかな気分に・・・。
福島県の浪江町を撮影した映像作品「Namie0420」(新津保建秀+渋谷慶一郎 浅子佳英)。黄色の信号が点滅し続けている街の映像が流れています。3月11日の東北地方太平洋沖地震と大津波で、放射能漏れが起きたため、街には誰もいません。人の生活の痕跡はあるのに誰もいないのは、なんだか不気味で異常事態なんだと改めて感じました。
2階へ行くと、チームラボ+柳原照弘「百年海図巻 アニメーションのジオラマ」が。幅15mものスクリーンにデジタル映像を上映していました。1世紀かけて変化していく、地球の海面を表現。日本の古典絵画のようなキレイな波の映像ですが、海面が上昇し最後には全てが飲みこまれてしまいました。現代アートというと、敷居が高いように思っていましたが、どの作品も建築家の方が斬新に展示していて楽しかった~。ぜひ行ってみてください。
※全て許可をいただいて撮影しています。
【基本情報】
会場:堂島リバーフォーラム
住所:大阪市福島区福島1-1-17
開催期間:2011年8月21日(日)まで
開館時間:11:00~20:00(入館は~19:30)
休館日:会期中無休
入場料:一般1,000円、高校・大学生700円、小・中学生500円
※平成23年7月23日現在の情報です。
【アクセス】
阪神高速1号環状線出入橋出口を北へ。新出入橋東交差点を左折し国道2号線を直進します。出入橋交差点を左折し直進。田蓑橋北詰交差点を右折すると右手に見えてきます。
【駐車場】
なし(付近にコインパーキング有)
【URL】
「堂島リバービエンナーレ 2011」:http://www.dojimariver.com/topics/biennale2011.html
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